ランブルフィッシュ[9]大会開幕奇襲編

「ランブルフィッシュ9」表紙
2005.4.1 発売
角川スニーカー文庫
ISBN4-04-424111-2
イラスト: 久織ちまきさん

【あらすじ】
ついに開幕したSR最終決戦。欧州で活躍するあの男の映像も届いて、沙樹たちのテンションは急上昇。その沙樹を男子トイレに連れこんで、試合直前の祭理がとった非常識な行動とは!?
一方、瞳子は沙樹の双子の姉に拉致られて、気づくと映画の撮影現場に放り出されていた。混乱する瞳子を置き去りにして、フェニックス闘専との激突の瞬間が。
指揮者不在で始まった死闘を、ガンヒルダはどう戦うのか……!?(出版社紹介文より)

長編シリーズ第9作目です。最初の予定ではこの巻でSR篇が終わるはずだったのですが、ページ数がまったく足りなくてSR篇の完結は次の巻に持ち越しになりました。それでも全285ページと、平均的なライトノベルよりも厚めでボリューム感のある内容になってると思います。
登場キャラの多いランブルフィッシュでは毎回、表紙イラストのモチーフを選ぶのにものすごく気を遣ってもらってます。いよいよクライマックスが近いということで、この巻では原点に戻って「瞳子+ガンヒルダ」という組み合わせで描いてもらいました。この瞳子は本当にヒロインらしく描かれていて、メチャメチャ気に入っている表紙です。恵里谷の制服というのが、細かいところまで気を遣ってデザインされているというのがよくわかります。

(補足)
この巻の巻末おまけページのSRのルールブックにミスがあります(初版のみ)。

誤「RFの指揮者が降伏を宣言した場合」→正「チームの指揮者が……」です。
本文とはあんま関係ないところですがどうかよろしく。

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