i.d.III —滅びの王国—

i.d.III表紙2005.2.10 発売
電撃文庫
ISBN4-8402-2939-2
イラスト: 宮村和生さん

【あらすじ】
謎の死を遂げた少女——棚原美緒は、”王国”を憑依する最強の”式神”使い、四条雄一郎の巫護だった。
能力を封じられた四条を倒して学園都市「大神西区」の覇権を握ろうと、ひそかに動き出す大神西高校の”式神”使いたち。
美緒の死の背後に”F”の存在を感じた泊瀬由希は、単身、大神西区へと向かう。だがそこには、四条と敵対する”式神”使い、”冥王”上原琉乃亜の罠が待ち受けていた——
夢、欲望、焦燥、そして恋……。傷つきながらも懸命に生きようとする高校生たちを描く学園ミステリー第3弾!!(出版社紹介文より)

『i.d.』3部作の完結編です。1巻、2巻の主人公たちが入り乱れての、豪華な作品に仕上がっていると思います。砌と櫂や、由希と穂邑の変則コンビが、描いててとても楽しかった。3冊で退場させるのは勿体ないキャラが多いので、またいつか形を変えて彼らを描きたいと考えています。
このシリーズは、イラストと本のデザインを宮村和生さんが担当してくれました。これがもう最高にカッコイイのです。特にこの3巻目に至っては、言葉では十分に説明できないくらいの完成度です。ぜひ実物を手にとって見てください。
宮村さん本当にありがとうございました!

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