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i.d. – mikumonographica https://gact.info 三雲岳斗の作品紹介と、情報提供を目的としたサイトです。 Sun, 10 Jan 2010 08:53:09 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.1.6 i.d.I —神使いたちの長い放課後— https://gact.info/archives/17.html Sat, 05 Nov 2005 11:01:44 +0000 http://gact.info/?p=17

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i.d.I表紙2003.11.10 発売
電撃文庫
ISBN4-8402-2379-3
イラスト: 宮村和生さん

【あらすじ】
フォーミュラ。それは人間の意識の奥底に眠る、意思を持つ「呪力」。宿主に強大な力を与えるのと引き替えに、常に暴走の危険をはらんでいる。高校生、伊波瀬砌は、かつて雙羽塾という進学塾で、その特殊能力を操るための教育を受けた子どもたちの一人だった。
謎の大火災により雙羽塾が崩壊して、半年後。普通の高校生として生活する砌のもとに一通の封筒が届けられる。それは、四年前に起きた猟奇殺人犯「切り裂く者」の事件を報じた新聞記事のコピーだった。そして、まるでその事件を再現するように、封鎖された校内で、次々に人が殺されていく。同じ呪術を操る犯人から、砌は大切な人を護ることができるのか……?(出版社紹介文より)

『i.d.』3部作の第1作目です。前作『レベリオン』最終話の3年後、異なる3つの学園で起きる3つの事件、というのがこの作品のコンセプトでした。
もともとは3つのエピソードを収録した1冊の本として企画したのですが、最終的に3冊書かせてもらえることになったので、途中で手直しして現在の形になりました。そのため多少この1巻がわかりにくい話になってしまったのですが、そのぶん色々とお遊びを入れる余裕ができて結果的にはこれでよかったと思います。

イラストとデザインを担当してくださったのは宮村和生さん。超カッコイイ一冊に仕上がっていると思います。本作の主人公、伊波瀬砌は、三雲作品の歴代のキャラの中でももっとも応援レターを多くもらった男だったのですが、たぶんそれも宮村さんのイラストのおかげではないかと……。

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i.d.II —seven— https://gact.info/archives/16.html Thu, 27 Oct 2005 13:00:00 +0000 http://gact.info/?p=16

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i.d.III表紙
2004.8.10 発売
電撃文庫
ISBN4-8402-2727-6
イラスト: 宮村和生さん

【あらすじ】
ワタシハ王ヲサガシテイマス——
高城学園高校一年生、柚木穂邑のもとに届いた差出人不明の奇妙な手紙。穂邑たち六人の生徒の名前を記したそれは、連続殺人の予告状だった。白昼の校内でまず最初の一人が殺され、穂邑の身にも危険が迫る。六人の生徒に共通しているのは、半年前、大火災によって消滅した進学塾の塾生だったということだった。
先輩、長岡櫂とともに犯人の正体を探る穂邑だが、それを嘲笑うかのように、第二、第三の殺人が……
暴走の危険と引き替えに宿主に強大な力を与える、意思を持つ「呪力」——フォーミュラ。その能力を操る犯人から、穂邑は逃れることができるのか……?(出版社紹介文より)

『i.d.』3部作の第2作目です。シリーズという形にはなっていますが、1作目とは地理的な場所も主要な登場人物もまったく違っており、独立した物語として読んでいただくことが可能です。
前作同様、イラストと本のデザインを担当してくださったのは宮村和生さん。おかげでセンスのいいカッコイイ一冊に仕上がってます。『i.d.I』とは微妙に印象が違って、それがまた本文の雰囲気に合っているのです。うーん、鋭い。長岡のデザインがほんとにイメージどおりでお気に入りです。
今回の主要な舞台になるのは『レベリオン』でも登場した高城学園高校ということで、いくつか面白い仕掛けを用意しました。現時点で三雲のことを知らない読者にどれか一冊オススメするとしたら、この『i.d.II』を選びます。この作品で興味を持っていただいて、他の『i.d.』や『レベリオン』を楽しんで読んでもらえると最高に嬉しいです。

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i.d.III —滅びの王国— https://gact.info/archives/14.html Mon, 24 Oct 2005 10:25:38 +0000 http://gact.info/?p=14

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i.d.III表紙2005.2.10 発売
電撃文庫
ISBN4-8402-2939-2
イラスト: 宮村和生さん

【あらすじ】
謎の死を遂げた少女——棚原美緒は、”王国”を憑依する最強の”式神”使い、四条雄一郎の巫護だった。
能力を封じられた四条を倒して学園都市「大神西区」の覇権を握ろうと、ひそかに動き出す大神西高校の”式神”使いたち。
美緒の死の背後に”F”の存在を感じた泊瀬由希は、単身、大神西区へと向かう。だがそこには、四条と敵対する”式神”使い、”冥王”上原琉乃亜の罠が待ち受けていた——
夢、欲望、焦燥、そして恋……。傷つきながらも懸命に生きようとする高校生たちを描く学園ミステリー第3弾!!(出版社紹介文より)

『i.d.』3部作の完結編です。1巻、2巻の主人公たちが入り乱れての、豪華な作品に仕上がっていると思います。砌と櫂や、由希と穂邑の変則コンビが、描いててとても楽しかった。3冊で退場させるのは勿体ないキャラが多いので、またいつか形を変えて彼らを描きたいと考えています。
このシリーズは、イラストと本のデザインを宮村和生さんが担当してくれました。これがもう最高にカッコイイのです。特にこの3巻目に至っては、言葉では十分に説明できないくらいの完成度です。ぜひ実物を手にとって見てください。
宮村さん本当にありがとうございました!

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