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その他 – mikumonographica https://gact.info 三雲岳斗の作品紹介と、情報提供を目的としたサイトです。 Tue, 30 Apr 2019 09:19:55 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.1.6 忘られのリメメント https://gact.info/archives/874.html Sat, 25 Aug 2018 08:55:23 +0000 https://gact.info/?p=874

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わすられのリメメント 表紙

早川書房より単行本「忘られのリメメント」が発売になりました。

量子制御技術「MEM」の発達によって、他者の記憶を疑似体験できるようになった近未来。自らの記憶を売る「憶え手」の深菜は、ある日、MEM製造業者最大手のリギウス社から連続殺人鬼「アサクノ」の捜索を強制される。MEMの技術を開発したのは殺人鬼アサクノこと天才科学者、朝来野唯であり、深菜にはその朝来野唯の記憶が移植されていたのだ。だが、そのころ、唯がばらまいた「殺人の記憶」に影響されたアサクノの模倣犯、暮林朋は、深菜の同居人である三崎真白に狙いを定めていた。

という感じで、記憶と時間をテーマにした近未来SFサスペンスです。どうぞよろしくお願いいたします。

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『幻視ロマネスク』のこと https://gact.info/archives/782.html Fri, 17 Mar 2017 12:27:00 +0000 http://gact.info/?p=782

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幻視ロマネスク密偵 手嶋眞十郎『幻視ロマネスク』は、第一次世界大戦後の日本を舞台にしたスパイアクション・サスペンスです。離魂病(ドッペルゲンガー)を操る青年・手嶋眞十郎と、彼が所属する防諜組織「保安局六課」の活躍を描きます。

【保安局六課とは】
某英国のMI5を参考に組織された、存在そのものを秘匿された防諜組織。特殊な才能を持った少数精鋭の密偵と、外部の協力者たちで構成されている。

【登場人物】
手嶋眞十郎(てじま しんじゅうろう) 離魂病(ドッペルゲンガー)を操るスカした高等遊民(ニート)。軍部と癒着した貿易商社の兵器密輸事件を追っている。保安局六課の密偵として、拳銃で撃たれたり、カレーを食べたり、短機関銃で撃たれたり、小銃で撃たれたりする。

悠木志枝(ゆうき しえ) 本作唯一の十代女子。千里眼(未来予知)の能力を持つ華族の令嬢。貧乏。

高柳芳彦(たかやなぎ よしひこ) 欧州帰りの陸軍士官。手嶋とは親友だったが、ある事件をきっかけに現在は敵対している。今でも手嶋のことを気にかけていて、なにかとちょっかいを出してくる。

楠見男爵(くすみ だんしゃく)保安局局長。見た目はしょぼくれたオッサンだが、六課を設立したすごい人。

沖村清輝(おきむら きよてる)六課の密偵。手嶋の同僚のクソ真面目系スナイパー。狙撃の腕は超一流だが空気は読めない。

佐倉(さくら)六課の密偵。男装の麗人か男の娘か。性別不明の凄腕ドライバー。下の名前も謎。

翡宵(ひしょう)帯那と呼ばれる新宗教の教祖。志枝と同じ未来予知の能力を持つ。趣味は毒入りのお茶を振る舞うこと。

どうぞよろしくお願いします!

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人工知能学会誌のこと https://gact.info/archives/750.html Fri, 15 Jul 2016 07:41:44 +0000 http://gact.info/?p=750

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人工知能学会誌Vol31人工知能学会誌(Vol.31 No.4)に、「Island」という掌篇(SFショートショート)を寄稿させてもらいました。日本SF作家クラブと人工知能学会のコラボレーション企画の第22回です。挿絵はYOUCHAN先生に描いていただきました。
学会誌という(私にとっては)少し特殊な媒体なのですが、もしどこかでお手に取る機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

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カーマロカ —将門異聞— https://gact.info/archives/11.html Tue, 18 Oct 2005 00:28:15 +0000 http://gact.info/?p=11

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「カーマロカ」表紙
2005.1.18 発売
双葉社
ISBN4-575-23513-X

【あらすじ】
坂東の地に独立国の野望を掲げ、国中を揺るがした将門の乱。天慶三年(九四〇年)、夢破れ、猛将は戦場に散ったはずであった。
だが、朝廷だけは知っていた。平将門は生き延びて甲斐にあり、と。
新たな将門伝説を紡ぐ、無双の精妙歴史ロマン!(出版社紹介文より)

雑誌『小説推理』で2004年4月号から11月号まで連載した同名の作品を、加筆修正した長編作品です。密かに生き延びていた将門公の、朝廷側の追っ手からの逃走を描いた歴史ファンタジー。甲賀忍軍の源流となった維摩一族や陰陽師などの伝奇的要素も含まれた、エンターテインメント要素の強い作品になっています。『本の雑誌』では2005年上半期ベストブック3位という嬉しい評価をいただきました。
月刊連載ということで毎回、派手な戦いや謎解きを盛りこむのに苦労しましたが、おかげで密度の濃い作品に仕上がったと思っています。三雲の作品の中では異様にオッサン比率の高い作品で、渋い男キャラをたくさん描けて楽しかったのです。こういう作品、また書きたいですね。

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