2006.2.10発売
電撃文庫
ISBN4-8402-3308-X
イラスト: 和狸ナオさん
【あらすじ】
その日、帰宅した智春の下宿の庭には、なぜか朱浬さんが行き倒れていた。全身ずぶ濡れ、しかも意識不明。とりあえず家に運びこんではみたものの、目覚めた彼女の様子がおかしい。どうやら記憶をなくしているらしく、別人のような性格になっていたのだ。朱浬さんの記憶が戻るまで、彼女を家に泊めて面倒を見ることにした智春たちだが…。
美人だけど、腕っぷし強すぎの女子たちに囲まれて、智春の貞操が大ピンチ!? 三雲岳斗が贈るハイスクール・パンク第3弾。賑やかすぎる智春の高校生活、ますます加速中!!(出版社紹介文より)
シリーズ第3作目です。今回の舞台は鳴桜邸がメインのまったりしたお話。ラブコメの皮をかぶったなんか別の作品、というのがアスラクラインの基本コンセプトなのですが、その特徴がかなり色濃く出たエピソードだと思います。今回のメインヒロインは朱浬さんで、彼女の秘密とかいいところとか色々出てます。
今回のイラストももちろん和狸さん。表紙の朱浬さんもすごくいい感じですが、この巻からようやく名前が出てきた奏の従姉が実はひそかにお気に入りです。出番少ないけど…。