i.d.II —seven—

i.d.III表紙
2004.8.10 発売
電撃文庫
ISBN4-8402-2727-6
イラスト: 宮村和生さん

【あらすじ】
ワタシハ王ヲサガシテイマス——
高城学園高校一年生、柚木穂邑のもとに届いた差出人不明の奇妙な手紙。穂邑たち六人の生徒の名前を記したそれは、連続殺人の予告状だった。白昼の校内でまず最初の一人が殺され、穂邑の身にも危険が迫る。六人の生徒に共通しているのは、半年前、大火災によって消滅した進学塾の塾生だったということだった。
先輩、長岡櫂とともに犯人の正体を探る穂邑だが、それを嘲笑うかのように、第二、第三の殺人が……
暴走の危険と引き替えに宿主に強大な力を与える、意思を持つ「呪力」——フォーミュラ。その能力を操る犯人から、穂邑は逃れることができるのか……?(出版社紹介文より)

『i.d.』3部作の第2作目です。シリーズという形にはなっていますが、1作目とは地理的な場所も主要な登場人物もまったく違っており、独立した物語として読んでいただくことが可能です。
前作同様、イラストと本のデザインを担当してくださったのは宮村和生さん。おかげでセンスのいいカッコイイ一冊に仕上がってます。『i.d.I』とは微妙に印象が違って、それがまた本文の雰囲気に合っているのです。うーん、鋭い。長岡のデザインがほんとにイメージどおりでお気に入りです。
今回の主要な舞台になるのは『レベリオン』でも登場した高城学園高校ということで、いくつか面白い仕掛けを用意しました。現時点で三雲のことを知らない読者にどれか一冊オススメするとしたら、この『i.d.II』を選びます。この作品で興味を持っていただいて、他の『i.d.』や『レベリオン』を楽しんで読んでもらえると最高に嬉しいです。

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